Ｑ．剣道を始めたきっかけは？

Ａ．私の家の近くに道場があり、いつも稽古の声などが聞こえていて剣道が身近な環境にありました。小学4年生の春に友人の誘いもあり、弟を無理やり連れて剣道を始めたのがきっかけです。初めは剣道をやりたいというより習い事をやりたかったのですが、実際に防具をつけ竹刀を振り打突していく中で剣道の楽しさを感じました。

Ｑ．剣道を指導するにあたって重視している事は？

Ａ．まずは子ども達が剣道に対して、主体性を持って取り組んでもらいたいと思ってます。私は小学生からほとんど休みもなく厳しい稽古での剣道でしたので、強くなりたいと思う反面やめたいと思うことも多く、剣道をやらされていると思うこともありました。剣道の修練において精神面は大いに鍛えることができましたが、もっと考えて稽古をすれば、技術面でもさらに上達できたと思っています。子ども達には日々の稽古をこなすだけではなく、課題をみつけ自由に考え、それを達成できる喜びを感じて欲しいとともに、剣道を楽しんでもらいたいです。稽古の厳しさの中にも子ども達の笑顔があるのが、矜持館の良さだと感じています。