矜恃館


ゲーム&座学

子供の時に、多くの「考える」を提供することは学問の向上にも繋がります。指示・命令によって子供たちを動かしすぎてしまうと、矜恃館で大切にしている「個性」「多様性」を壊してしまう結果になりかねません。「自ら考えて自ら判断し行動する力」を醸成するため、考えざるを得ない特殊なボードゲームを用いたり、道場内で、4つくらいのアトラクションを設定し、どこから始めたら一番になれるのか?なども遊びとして楽しみながら行っています。剣道は、実は頭を大変使う競技です。ただ竹刀を振っていればどうにかなるものではありません。さらに剣道は対戦相手とのコミュニケーションが大切です。「相手が今何を考えてどうしようとしているのか?」また逆に「相手にどう思わせたら、自分のペースで相手をコントロールできるのか?」などをゲームとして実践しています。指示待ちはいつまでたっても指示待ちです。「自ら考え判断し行動する力」を醸成します。

※以下は、「UNIVERSE」というオリジナルのゲーム風景です。将棋と麻雀の要素を取り入れたゲームです。9×9の81マスのボードで、将棋と一緒で、2対2の対戦の場合は各20個の駒(4人対戦も可能で、その場合は各10駒)を用いて勝負していきます。スタート時は、裏面で自陣手前から縦3×横9マスに「自由に配置」します。王も自由に配置です。その自由な発想から始めるため、打ち方が無限に存在します。

その他、面白いボードゲームや知恵の輪などを行ったり、剣道については、強い人の試合の進め方を、ユーチューブなどの動画を用いて、「今のは見えた??」「今どうやって面取ったと思う?」など、「見取り稽古」もしています。以前はユーチューブなどなかったので、見取り稽古するためには、試合を見に行ったりしてその場で見るしかありませんでした。しかも記憶もあいまいになってきます。今は大変便利になったものです。