剣道修行心得　二一ヶ条　～　現代語訳（平成編）　～

 

一、　技能・技術習得のためには生活の基本を大切にしよう

　　　あいさつをしっかりして、掃除もきっちりやる人は剣道が上達する

 

二、　勝利のためには毎日の積み重ねが大切

　　　調子が悪い時こそ頑張って努力すればきっと勝利に繋がる

 

三、　「やめたいなぁ・・・」と思っている時って実は一番成長しているとき

　　　行き詰ったときに頑張ってみて。次のステージが君を待っている

 

四、　剣道も勉強も大切にしよう

　　　剣道が強くなる近道それは、勉強も一生懸命頑張ること。これほんと

 

五、　人の話を聞くときは、相手の目をしっかり見て

　　　先生や友達が、真剣に話しているということは親身にあなたを想っている証拠

 

六、　感謝の気持ちこれ大切

　　　お弁当を作ってくれるお母さん、見守ってくれるお父さんたちへの感謝の気持ちを大切に

 

七、　人間的に成長している人はぐんぐん成長

　　　技術練習のようで実は自分自身を成長させてくれるのが練習や試合。これに気付いた選手は強んだなこれが

 

八、　君には君の素晴らしさ（才能）がある

　　　人の才能って自分自身でも分からないんだな。その分からない才能を成長させるも自分ていいうのも不思議

 

九、　まずはやってみよう

　　　難しいと思うことへのチャレンジはきっと君を大きく成長させる。やってみて

 

十、　理屈と体験の融合が大事

　　　知識を実践に活かせたら君が思ってもみなかった良い結果が待っている

 

十一、自分から率先してやる練習をやって初めて得られるのが勝利

　　　言われたことやるのはもちろん大切。プラス自分から率先して能動的にやってみて。いい結果が待っている

 

十二、せっかく道場に居るんだったら考えて練習しよう

　　　どうやったら上手く打てるのか守れるのか強くなれるのか。考えながら練習すると一気に躍進する

 

十三、君が練習に参加したら、メンバー全員の技能と意識が格段にアップする

　　　練習相手は多いほど色んなことが出来て君自身の上達も一気に加速する。それはメンバーも一緒

 

十四、うまく行かない時に、立ち直るきっかけづくりをできる君はきっと優れた選手になれる

　　　思った通りにできない時ってあるけど、ふてくされないで打開できる手段を探してみて。

 

十五、強い選手って後から結果を求める

　　　練習の結果は３か月後に表れるから期待していて

 

十六、悪い癖はすぐ身につくんだこれが。良い癖は時間がかかるこれ不思議だけど事実

　　　今苦しくてもよい癖を身に着けることが勝利への近道。悪い癖はすぐに身につくのにね

 

十七、スランプは飛躍の前兆

　　　スランプって下手になったことではないんだなぁ。多分スランプがあった理由が君はきっといつかわかる

 

十八、きびきびした練習は君に勝利をもたらす

　　　真剣な練習をすれば、君は試合で通用する信じられないパワーを手に入れることが出来る

 

十九、正しい努力は君に誠実な結果をもたらしてくれる

　　　正しい努力ってこれまで書いてきたこと。正しい努力は君を裏切ることは決してない

 

二十、君が自信をもって放てる得意技を習得しよう

　　　ほんとなんでも良い。面でも小手でも胴でも。君が自信もって放てる得意技ってそれだけで凄い

 

二十一、練習して絶対勝てる保証はない。ただ練習しないと勝てる可能性は「ゼロ」なんだなこれが

 　　　正しい努力による練習こそが勝利への近道となる。そして、正しい努力は未来の君への可能性となる